町会は住民が地縁に基づき運営する自治組織で、地域におけるコミュニティの中心的な役割を担う組織です。町会の活動は地域情報の伝達(回覧板・掲示板など)や親睦行事だけでなく、防災や防犯、交通安全、福祉活動、古紙などの集団回収(リサイクル活動)と多様な広がりを持ち、長年にわたり行政と協力しながら公益的な活動を続けています。
弥生地域の七町会は手をたずさえて弥生のまちづくりを進めています。
弥生地域の町会別マップ
〇弥生地区連合会役員 (令和5年度~6年度)
会長 加藤 洋右(朝日ヶ丘町会町会長)
副会長 熊谷 英男(東郷町会町会長)
副会長 馬場 光男(道玄町会町会長)
会計 深澤 和夫(弥生町二丁目町会町会長)
会計 田中 昇(弥生町一丁目東町会町会長)
監事 村野 安史(弥一向台町会町会長)
監事 大野 俊光(本一相生町会町会長)
弥生地区の七町会の各町会
◆ 弥生町一丁目東町会 ◆
田中 昇 町会長
東町会は、戦前、戦後越坂部鎌太郎氏を中心に、地域の整備と発展、親睦を図るため、本郷通り一丁目町会として始まり、昭和42年6月より現在の弥生町1丁目と改正されました。組織は町会長をはじめ、役員理事・婦人部・亀扇会・若睦会等で成り立っています。また、地域の親睦、活性化を図る意味で主な活動・行事として、(1)1月2日獅子舞の町会巡行 (2)1月下旬 餅つき大会 (3)5月 たから第六天尊祭り (4)7月 バスハイク、花火大会 (5)9月 本郷氷川神社祭礼 (6)10月 町会親睦1泊旅行 (7)12月 町会安全を守るための夜警を行っております。今後も前述のような行事を皆で協力し、継続していきたいと思っています。
◆ 弥生二丁目町会 ◆
深澤 和夫 町会長
当町会は戦後すぐに発足しましたが、特に地元の発展につながったのは昭和37年に地下鉄丸ノ内線の全線開通と同時に中野新橋駅が新設されたことです。その後町会は中野新橋商店街や睦会と共に発展してきました。その駅舎の改良工事が50年ぶりに始まり、エレベーターの新設、ホーム等のリニューアルが行われ外観もモダンなガラス張りで平成26年7月に完成しました。現在は在住者の親睦を図り、会員相互の福祉増進のため、商店街・睦会の方々の協力を得ながら次のような事業を行っています。 (1) 春秋の交通・地域安全運動の実施。(2) 夏休みラジオ体操。(3) 氷川神社の例大祭への参加。(4) 商店街のカラオケ大会・模擬店・イベントへの参加協力。(5) 敬老のお祝い品の贈呈。(6) リサイクル事業。(7) 緑の募金・日赤募金活動への協力。(8) 地域福祉活動事業(花壇作り・餅つき大会・新入学児童へのお祝い品贈呈・親睦旅行会実施)。(9) 防災訓練や明るく安心安全な町づくりの為の防犯パトロール。以上のように多彩な行事を実施しております
◆ 弥一向台町会 ◆
村野 安史 町会長
当町会は弥生町一丁目の西側に位置し、商店街や多くのスーパーに囲まれ、生活利便性が高く、暮らしやすい住宅街です。町のランドマークは1796年に建立された向台子育地蔵尊と、最近耐震リニューアル工事が完成した町民館です。現在の組織運営は、金田一町会長を中心とした、総勢10名の役員で構成される総務会で行っております。地域の活性化は勿論、特に防災訓練や防犯パトロールを町ぐるみで行い、安全で安心な、生活しやすい町会になりますように日々努力しております。
◆ 本一相生町会 ◆
大野 俊光 町会長
当町会は中野区から「地縁による団体の法人」として法人認定を受け、誰もが安心・安全で暮らせるように、自助・共助の精神と昔ながらの「向こう三軒両隣り」の気配りをモットーに、町会役員61名・青年部40名以上により種々の地域活動を実施し、より明朗で健全な地域を形成すべく頑張っています。
近々の主な推進事項としては、中野区の「地域における支えあい活動」に参加し、町内の見守り対象者に対するお手伝いや、防犯カメラ四台を町内二カ所に設置して、地域の皆様の安全により寄与すること並びにAED(自動体外式除細動器)を町内二カ所に設置すること等に取り組んでいます。
◆ 東郷町会 ◆
熊谷 英男 町会長
東郷町会は昭和24年、東郷振興会としてスタート、平成15年東郷町会に名称変更し平成20年に結成60周年記念式典を行い、又平成22年には町会保有資産の継承を確実にすべく法人化し地縁団体法人中野区東郷町会に前進しました。地域住民の親睦を図り,相互扶助の精神の下に、安心して暮らせる明るい町づくりを目指し、会員の健康、福祉の増進、生活文化の向上、地域の発展を願い諸活動に取り組んでいきます。町内には創建六百年の成願寺、芸術と情報の発信地・東京工芸大学があり、また防災機能をそなえた 仮称)本町2丁目公園7000ヘクタール(約2000坪)が整備中で、平成30年9月開園予定で地域の憩いの場所として楽しみにしています。
◆ 道玄町会 ◆
馬場 光男 町会長
道玄町会は昭和8年に結成されましたが、戦争中は解散、戦後昭和27年講和条約締結と同時に再結成されました。当時は町会内に三業地もあり、本郷氷川神社を中心とした「お祭り」を町会員一丸となって行い大変賑やかな土地柄でした。
現在は「お祭り」は勿論「餅つき大会」や「盆踊り」等も新しく設置された「なかしん広場」で行い、住民間の懇親を図っています。町内には横綱を二人(貴乃花・若乃花)輩出した貴乃花部屋(元二子山部屋)がありました。
◆ 朝日ヶ丘町会 ◆
加藤 洋右 町会長
現在町会事業実施状況は次の通りです。春秋の交通安全週間の協力、学校夏休み中に桃園小学校校庭でのラジオ体操の実施。9月に氷川神社大祭で神輿渡御に参加。10月「やよい地区まつり」に参加。11月に防災訓練の実施。1月餅つき大会開催等を行っています。
また、町内にある史跡には次のようなものがあります。
◆象小屋跡⇒江戸時代ベトナムから来た象が将軍徳川吉宗に謁見後、民間に払い下げられ、その象小屋が現在の朝日が丘公演の場所にありました。
◆中野最古の旧桃園小学校⇒明治8年に法仙寺境内の寺子屋が中野区・杉並区の中で一番最初の小学校として創立された。